farmar's talk NEO

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ハイテクなキュウリ栽培管理は遠い。のかっ!

ここんとこ、とても暖かくてどんどん雪が解けてきた。嬉しい!確定申告も終わって、昨年末に雪で中途半端になってたビニールハウスの中を片付け始める。雪で運び出せなかったキュウリ残渣を処理。それと、この大雪の除雪作業で機械で傷つけてしまったハウスの補修。満身創痍のハウスちゃんなんだ!

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この写真の部位なんてまだまだたいしたことない。ビニールを押さえているレールがグチャグチャに曲がって破れているところなんて、涙無くては直せないぐらい・・ほんと!

でも、ビニールハウスは新品のピカピカであっても傷だらけでも、中に育つキュウリに基本的に関係は無い。とにかく、よく育ってくれることが肝心なのだ。


さて、今年の無加温ハウス栽培のキュウリを育てる上で注意したいことがある。土壌水分の管理。どんな畑作物でも水分は大事である。露地栽培であれば、基本的に水分はお天気次第。雨が少なければポンプで灌水する。問題はハウス栽培のキュウリなんだ・・。ハウスはたとえ雨が降っていても中の周辺部にほんの少しの水しかしみ込まない。だから常にポンプでくみ上げた地下水を灌水してる。

キュウリの植わっている定植床のビニールマルチは、ハウスに四列奥行約六〇mなのだ。そのマルチの中に這わせた灌水チューブからじわじわっと水を出す。どれくらいの量を灌水するかがまた迷う。キュウリの参考書にはたいてい「団子状して、握ると軽く崩れる程度の水分量」というな感じで書いているのだけれども、これがまた難しい。マルチの中に手を入れて、確認しながら、水を出す時間を加減するのだけど、ものすごく感覚的いい加減さ。いや、これぞ適当量ということ・・なんだけどねえ。また、忙しいときには、単純に時間を決めて水を出す。油断するとかけすぎということにもなってしまう。

きっとね、流量計とか、電磁弁でタイマー灌水だとか、お金かければそれなりの機器によって、快適なキュウリ栽培管理生活が手には入るのだと思うけど(手に入れたいのはそれじゃない!)、いろんな意味で問題もあって踏ん切りがつかない部分ではある。

そんなとき、貧乏なキュウリ農家のそんな悩みを解決しそうな機器を見つけた!

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さっそく買ってみた。これを植物の根元に差すと気温、土壌水分量、日照、肥料具合のデータをBluetoothスマホに送ってくれるらしい。キュウリのハウスはまだ準備中なので、部屋に置いてあるオリーブの木の根元に差してその機能を試してみた(続く)