ここにしかない直売所とは
今日、僕の所属している直売所が、中小企業診断士の方から直売所の運営についてアドバイスを受けました。アドバイスといっても経営についての項目は多岐にわたるわけで、今回は昨年秋の直売所イベント時に実施したお客様アンケートについてです。集計結果をもとに今後目指す方向についてヒントをいただくのです。
さて、その問題のアンケート結果ですが、そこから読み取れるのは、
県外のお客様は七五パーセントを占める。
常連客は七五パーセント以上。
おおむね、お客様の直売所に対する印象はいい。
「直売所を好意的に利用している県外の常連客(旅行での立ち寄り利用)が、私たちの直売所の主な顧客である」といったところでしょうか
診断士の先生は、こういうはっきりとした結果が出たのなら、それなりの商品を揃えることと、それを効率的に売らなくてはいけない、とのこと。つまり、地元向けのごく普通の商品をいっぱい揃えてもそれほどの伸びはない。他県から来てここを通過する旅行者向けに、この直売所にしかない独自の商品を揃え、彼らが多く訪れる時期を逃さずにそれを買ってもらう。そうすれば、普通の商品も自然と売れる、だそうな。
う~ん、薄々は感じてはいたのですけど、アンケートで数字が出て、外部の人からそうはっきり言われるとなんだかじわじわっと身に沁みます。別れるかも、と思っていた彼女にはっきりといわれた感じ・・ははは、違うかっ!(笑)
これまであちこちの直売所を見て回りましたが、大型スーパーみたいなきれいな直売所を目指してもぜったいにそうなるのは無理だっ!と思ってました。いや、目指すのはそこじゃないだろ!絶対に違う、きっと・・違うよね!? ねえ・・
僕は魅力ある直売所というのは、とことん田舎っぽい感じがいいと思っているんです。みんな、都会から田舎に来てるのだから、都会にないものに触れたいでしょう。そうじゃないかな。・・あくまで僕の考えはね。
ということで、田舎っぽい直売所を目指すべく、春からのうちの農業の計画でもしようか。